過活動膀胱とは、頻尿や尿失禁などと呼ばれていた領域の新しい診断名です。尿意切迫感（トイレに行きたくて我慢がきかない状態)という自覚症状に基づいて、過活動膀胱という診断がなされます。過活動膀胱は日本で約810万人（※）にのぼると推定され、加齢とともに増加し、70歳以上では3割以上の方がお悩みだといわれます。ご高齢の方だけでなく、特に女性は出産後の中年世代にも多い症状です。

※参考／「排尿に関する疫学的研究」日本排尿機能学会誌14:266-277（2003）より

「夜何度もトイレに起きるので眠れない」「会議中にトイレに行きたくなる」「トイレが気になって、外出や旅行が楽しめない」など、過活動膀胱の症状は生活の質を下げてしまいます。現在は適切な治療薬で改善できますので、放置せず早めにご相談ください。

国立がん研究センターの「がん情報サービス」によると、男性の前立腺がんは50歳を過ぎると急速に増え始め、発症の平均年齢は70歳位といわれる高齢男性のがんです。初期に自覚症状がほとんどなく、がんが大きくなって膀胱や尿道を圧迫し、排尿トラブルが起こってから初めてがんの進行に気づくケースも多いのです。この場合、約半数の方が他の部位に転移しているというデータもあります。

前立腺がんの治療を効果的に行うためには、症状が出る前にがんを発見することが重要です。近年は検査方法が進歩し、早期発見・早期治療が功を奏して進行した前立腺がんは減少しています。年に1回の前立腺がん検診を推奨しています。

当院では専門の泌尿器科をはじめ、内科、小児科、皮膚科と幅広く診療を行っています。ですから「どこの科の病院に行ったらいいのかわからない」という症状が現れた場合は、まず内科でご相談ください。ほとんどの症状の場合、当院で診察できることが多く、専門医や高度な診療が必要な場合は、連携している病院へご紹介を行なっております。

成人の健康診断、後期高齢者の長寿健診を随時行っています。（予約不要）

手足、顔、身体から耳、鼻、口の中まで器具を使わずに肉眼で見える範囲の診察を皮膚科では行います。皮膚は全身を包む体の臓器の一つです。皮膚疾患にはさまざまな要因がありますが、近年はストレス性のじんましんなども増えています。

※当院の皮膚科では美容医療は行っておりません。

乳幼児健診は、お子さまの発育の状況をお調べし、病気の早期発見と予防をいたします。自治体が実施する4ヶ月健診、1歳6ヶ月健診、3歳児健診につきましては、神奈川区のホームページをご覧ください。この時期以外の健診にもご対応いたします。

母子手帳　乳幼児健康診査受診票　保険証　乳児医療証

予防接種とは、ワクチンを接種することにより、体に免疫（抗体）を作り、病気に対する抵抗力をつけて発病を予防したり、症状を軽くしたりする方法です。特に抵抗力の少ない乳幼児は、保護者の方が予防接種のスケジュールを把握しておくことが大切です。

横浜市が実施している予防接種は、「予防接種法」によって定められた定期の予防接種です。 　接種対象年齢に相当する方は、無料で接種できます。接種を受ける際には、「母子健康手帳」と「予診票(接種券)」をお持ちください。予診票は定期接種の対象年齢となるタイミングで、個別通知にて送付されます。

※小児法定予防接種：Hib（ヒブ）、肺炎球菌、Ｂ型肝炎、四種混合（DPT－IPV） （ジフテリア ・百日せき ・破傷風 ・ポリオ）、BCG、水痘、日本脳炎、二種混合（DT）ジフテリア ・破傷風等。詳しくは横浜市保健所にお問い合わせください。　　

高齢者インフルエンザ接種、成人用肺炎球菌ワクチン予防接種等、成人の予防接種も行っております。

※次のような疾患の予防接種があります。
A型肝炎、B型肝炎、インフルエンザ、黄熱、おたふくかぜ、狂犬病、結核、コレラ、ジフテリア、水痘、天然痘、日本脳炎、肺炎球菌感染症、破傷風、百日咳、風疹、ポリオ、麻疹

禁煙を試みても、ご自身だけで成功させるのは難しいものです。病院のサポートを受けながらであれば、禁煙することができたという方が増えています。

EDとは「性交時に十分な勃起が得られないため、あるいは十分な勃起が維持できないため、満足な性交が行えない状態」と定義されています。

「髪の毛が薄くなってきた気がする」「抜け毛が増えた気がする」などのお悩みはありませんか？AGA(男性型脱毛症)は日本人男性の3人に1人がなる、とても身近な症状です。